この度、当山鎮守三日月不動尊(本堂西奥鎮座)の
お前立として 倶利伽羅剣を奉安いたしました。発注は中居堂社を経て、横浜市の中村彫刻に依頼。約2ケ年の期間をかけ謹製いただきました。
ここに堂々たる尊像を作製いただき、令和2年3月18日に奉安することができました。
春の彼岸会に因み奉安させていただき、
中村彫刻の代表恒克氏の立会のもと、早速開眼法要を修行いたしました。
奉安したのは刀剣ではなく、木彫の御仏像です。しかし倶利伽羅剣という銘の刀剣は、伊達家が昭和初期まで所有の刀剣の銘です。由来は徳川秀忠から伊達政宗に遣わされた物であり、忠宗が直接は受け取っているそうです。
当寺は伊達忠宗の位牌所であり、三日月不動尊は、政宗公のカブトの衣装の三日月の甲と通常何かご縁を感じる所です。
大満寺住職 合掌