現在、遠隔地の檀家さまからの相談がよせらています。
今までのコロナウィルス感染防止対策が昂じた結果、
実際の距離を超えた供養や葬儀や祈祷が執行される様になった。
本題に戻して
遠隔地の檀家もしくは遠隔地に父母が住んでいるなどの場合について
「葬儀」をどうしたらいいのか?
ということである。
答えは簡単です「火葬」して、こちらに移動してきたください。
ご遺体の場合は移動は大変ですが、「ご遺骨」はそれほど難易度は高くない。
ですので遠隔地において「火葬のみ」をすることを、お勧めしている。
これを視点を変えて東京の住人から見ると、「火葬のみ」をしている。
火葬のみ=葬儀と勘違いをしてしまい、葬儀屋は「火葬のみ」の仕事が
増えたので、今は直葬(火葬のみ)が主流です。と声高に言っていた時期がある。
考えると火葬のみで、故郷の菩提寺に運び、故郷の寺で葬儀して、故郷に眠る。
これが菩提寺から、遠隔地にある檀家の一番の対処法である。
葬儀を行わないということでは無いわけです。
今は距離を意識せずに葬儀・法事に参加できない方に
簡単にスマホで儀式を見せ、気持ちを共有することが可能である。
葬儀は遠くにいても参列できる時代です。
大満寺住職 佐藤 透光 合掌